天地雷鳴士の思ったこと
ドラクエ10でレベリングも兼ねて延々天地雷鳴士を使っていた。だんだん面白くなってきたので思ったことを書いておく。
立ち位置
固有スキルが攻撃魔力依存の遠距離攻撃なので魔法使いと競合しそうだが、個人的には旅芸人・魔法戦士・どうぐ使いと競合する補助職だと思う。魔法使いの代わりに入れるより旅芸人の代わりに入れるほうがしっくりくる。クシャラミの範囲魔力アップや杖の暴走魔法陣などのおかげで魔法職とも組みやすい補助職。
何かに特化させようとするとほかの職業にかなわないので、万能職を目指して動くほうが立ち位置を確立できるはず。げんまを活かして「ベホマラーとザオリクとバイキルトと範囲魔力かくせいが使えて物理と呪文と特技で攻撃もできる」万能な補助係を目指したいところ。手が空くシーンが多いので葉っぱせいすい撒きとしても有能。
武器
装備できるのは扇、スティック、両手杖の3種類。
- 扇
風斬りの舞で素早く火力を上げられるので開幕に使いやすいが、クシャラミでも代用が効く。ピンクタイフーンは風耐性ダウンを活かすことができ、百花繚乱の呪文耐性ダウンは魔法職やドメディの火力上昇に貢献。同時に追加されたプロセルピナが攻魔＋80に属性ダメージ増も付いていてめちゃくちゃ相性が良く、両手杖より火力は下がるものの盾の分だけ生存力が高い。
- スティック
他の補助職との大きな差になり得る武器。他のスティック職は手が空いたときにキラポンという流れになりがちだが、天地はげんまのおかげで回復や攻撃をしながら積極的にキラポン撒きができる。一応攻撃魔力も伸びるが数値はかなり低いので、よっぽどバフ消しを連発してくる敵でもない限りキラポンのあとは持ち替えたい。
- 両手杖
火力特化用の武器。天地は敵から距離を取りたい職なので、遠距離蘇生ができる復活の杖もありがたい。魔法職と組むときは超暴走魔法陣を交互に使うことで大きく火力を伸ばすことができる。
ただ最近のスティックと杖は基礎効果が聖なる祈り・魔力かくせい・早読みの杖に寄っていて、天地だとこれらを活かせない点には注意。スティックはキラポン撒きがメインだし杖は攻魔が重要なのであまり気にしなくてもいいとは思うが。
げんま召喚、げんま解放
天地雷鳴士最大の特徴にして長所。滞在2分に対してCTが15秒と非常に短いので要所要所で切り替えが効く。消えたらすぐ再召喚は鉄則だが、自分が死ぬのと同時にげんまも消えて立て直し失敗、なんて状況にならないように手が空いたら更新するのも意識しておきたい。どのげんまも蘇生と回復手段を持っているもののAI精度はサポート仲間に比べてかなり低く、通常攻撃という実質無駄行動を行うこともあるので過信しないことも重要。
げんま解放はCT50秒でげんまに特殊な行動を行わせるとくぎ。効果の強力さに加えて確実に決まった行動を行わせることができるのが利点だが、即時発動だったり数ターン他の行動をしてから発動だったり気まぐれなのでタイミングは合わせにくい。
- カカロン
回復＆防御補助役。他のげんまと比べて明確に回復行動の優先度が高く、体力が減らず状態異常にかからないので状況を立て直すのに最適。僧侶だけだと手が回らないことも多いスクルトとフバーハもありがたい。
ヒーリングオーラは範囲蘇生＋状態異常解除＋スクルト＋フバーハの効果。蘇生と状態異常解除を狙うとタイミングが計りにくいので、ある程度割り切ってバフ目当てで使ってもいいかも。
- クシャラミ
攻撃補助役。範囲攻撃力アップと魔力アップが使えるが構成に合わせて的確に使ってくれないのが難点。1段階アップで止まったままだったり戦士しかいなくても魔力アップを使ったりする。
戦神の舞は周囲にバイキルト＋魔力かくせい＋聖なる祈り＋早読みの杖の効果。あらゆる職業に効果がある優秀なバフ。クシャラミは基本的にバフをかけたら仕事終了なので、開幕やバフが切れたタイミングで召喚してげんま解放、戦神の舞を使ったら交代というピンポイントな使い方がいいと思う。
- バルバルー
物理攻撃役。はやぶさ斬り、超はやぶさ斬りに加えて爪牙根絶斬りと甲殻両断斬りというかっこいい名前の2回攻撃で攻撃力と防御力を下げられる。ちゃんと2回攻撃の両方に判定があるので安心。デバフの上昇修正も入っているし悪くない効果のはず。属性耐性の高い敵にはドメディより有用。げんまの中で唯一範囲回復ができないがバルバルーに回復を求めるのが間違いである。
剣技乱舞は単体6回攻撃。全げんまの中で最大の攻撃力だが、追加効果がないのが寂しい。ドメディみたいに防御ダウンの効果があれば良かったんだけど。
- ドメディ
呪文攻撃役。メラゾーマ、ドルモーア、バギクロスの3種の攻撃呪文とベホマラー、ザオラルが使える。範囲・単体の呪文攻撃に加えて回復もそれなりにこなす万能げんま。とりあえずドメディを出しておけばなんとかなる、生ビールのような存在。
エクスプロージョンは範囲ダメージ＋呪文耐性2段階ダウン。悪霊に使ったらバズズだけダメージが減ったので多分炎属性付き。火力としてもそこそこな上、ドメディ自身と魔法職の火力を更に上げられる。
ひっさつ・天地鳴動の印
自身とげんまに与ダメージアップ＋ピオラ2段階＋会心暴走率アップを付与。会心暴走率アップの効果は非常に高く、とくぎでもガンガン会心が出るように。マグマなどの耐性ダウン効果もかかりやすくなる（はず）。わかりやすく火力に直結するのでぜひ閃きの宝珠を手に入れたいところ。達人で出てくれますように。
MP消費
範囲攻撃のとくぎがメインウェポンなので攻撃に回ろうとするととにかくMP消費が激しくなる。両手杖ならMPも増えるが、色々持ち替えたい職なのでいまいちアテにできない。MP消費しない錬金の腕も用意しておいたほうがいいかも。
リザードマン
めいどうふうまで下げられる風属性とじわれで下げられる雷属性の剣技を持つリザードマンとの相性が良い。ただ非チャージ剣技だと耐性低下の恩恵を受けてない状態の戦士の渾身斬りと大して変わらないダメージ。何なの？
サポメイヴ
自分天地サポ戦戦僧でメイヴⅡを10分程度で撃破できた。遠距離攻撃メインなのでメイヴの攻撃が避けやすいし、バイキとキラポンを撒けるし、カカロンの回復で立て直せるし、バルバルーはダメージを稼ぎつつ攻撃力ダウンを維持できる。めいどうふうまで守護石同時破壊もいける……と思ったがこれは無理だった。ゲノムバースに撃てば近い石は破壊可能。
倒せたのは天地より戦士が強いおかげなんじゃねえかなという気もかなりしているが、身の安全を確保しつつダメージも稼げるバイキ職というポジションは独自のものなはず。
おかげでダークアイとネレウスマスクをようやくゲット。両方付けると厨二感が大幅に増して良いですね。読んだことないけど東京喰種っぽい。
まとめ
的確に動けばどの職と組んでも仕事ができる万能職になれるはず。何かとげんまに頼ることが多いので「パーティに貢献してる感」がやや薄い印象はあるが、実際の火力は十分出ていると思う。占い師同様やや特殊な動きをするので使わない人は一生使わないかも。
遊んでてなかなか面白かったのでしばらくいろんなところで使ってみよう。
