マリオ&ルイージRPG1 DX 雑感
マリオ&ルイージRPG1 DX | ニンテンドー3DS | 任天堂 : https://www.nintendo.co.jp/3ds/brmj/pc/index.html
本編、クッパ軍団RPG、両方クリア。プレイ時間は30時間ほど。
ヘイホー隊長という性癖どストライクなキャラが出て来たので100点満点中200点です。
何しろリメイク元が出たのが14年前なのであんまり内容覚えてないのだが、当時の攻略サイトと見比べるとストーリーや敵キャラに関しては特に大きな変更はされていないっぽい。
大きな変更点としては、
・ザ・ドット絵だったグラフィックが3Dっぽく一新された(立体視は非対応)
・下画面でマップが常に見られるように、セーブもいつでも可能になった
・ブラザーアタックの難易度がレベル1~3の3段階からふつうとかんたんの2段階に変更、アドバンスアタックが各ブラザーアタックのDX版として別枠になった
この辺だろうか。
メインシリーズで何かと後手後手に回りがちなマリオたちが積極的にかましていく場面が見られる珍しいゲームで、キャラクターの立て方や会話の空気感がめちゃくちゃ好き。特にクッパ軍団RPGのヘイホー隊長の毒舌クールなツンデレっぷりがすごくいい……これだけでご飯三杯いけるぐらいいい……。
会話はユニークを通り越してちょっとクドいとこもあるけども。新喜劇みたいなコテコテのズッコケギャグとかかましてくるし。
アクション要素はかなり強く、攻撃に防御にフィールドギミックに謎解きにミニゲームにと大抵のところに絡んでくる。そしてボスが強い。個人的にはちょうどいい歯応えだったけど、ラスボスはまあまあタフでキツかった……。
ボスには防御アクションをある程度成功させられないとまともな勝負にならないし、なんならアクションが成功しないと絶対に勝てないやつもいたりするので、アクションが苦手な人には大変かもしれない。
一応救済措置もいくつか用意されていて、特にイージーモードをオンにするとステータスが2倍近くまで跳ね上がる。さらに敵の弱点に関するヒントも見られるようになるのでかなり楽。これを使えばある程度はゴリ押しも可能。謎解き関連のアクションに関しては救済措置があるのか不明だが、そこまで難しかったり理不尽なものはない……はず。
クッパ軍団RPGのほうはアクション要素は薄まっている(ないわけではない)代わりに救済措置はなし。まあこちらはレベルを上げればいずれクリアできるので……。仲間の収集や編成、オートで進む戦闘といったシステムからはなんとなくソシャゲっぽさを感じる。もちろんスタミナやガチャはないので、あくまでなんとなくです。
こっちのストーリーは本編の裏側を語るものになっていて、クリボー隊長が徐々に風格を身に着けていくストーリーはある意味本編以上に王道モノ。2以降に登場するキャラが登場したり仲間として使えるようになったり、ファンサービスも多い。本編の合間合間にさくっと遊べてなかなか中毒性もある良い追加要素。
戦闘がちょっと大変だけど各所にファンサービスもあって面白かったし、とにかくヘイホー隊長がいいのでヘイホー隊長を見るために遊んでもらいたい。